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1. STUDYING
①国際政治史
田所ゼミでは1年間を通して第一次大戦から冷戦までの主要な国際政治上の重要な出来事を扱い学んでいきます。形式としては各学期に1人1つのテーマを決めレジュメを作成しゼミで発表しみんなで議論します。
以下は昨年度(2018)のカリキュラムです。
<春学期>
・第一次世界大戦の起源
・WW1の推移と政治的展開
・ヴェルサイユ条約
・オスマン帝国の解体と中東動乱
・アメリカの内政・外交
・戦間期のソ連外交
・戦間期の国際政治学
・大正デモクラシーと満州事変
・全体主義とナチズム
・対独宥和政策
・世界恐慌と世界経済
・真珠湾攻撃
②ECONOMIST
週替わりで1人が英紙Economistの記事から関心のあるテーマを選び発表・議論することも行っています。(記事は英語ですが議論は日本語です)
③OBOGとの勉強会
※記載されているものは2017年度のものです。
・春学期:国際協力機構(JICA)ボリビア事務所に勤務されているOBをお呼びしJICAの組織や日本の対外援助、南米に関してお話を伺う機会がありました。
・秋学期:国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に勤務されているOBをお呼びし中東の難民問題について勉強会を開きました。
※ご覧になっているOBの皆様へ
平素から田所昌幸研究会の活動にご協力いただきありがとうございます。特にお呼びしましたOB様においては一時帰国等お忙しい中お時間を割いていただいてゼミ員のために講座を開いていただき大変感謝しております。これからもよろしくお願いします。
④その他
今年度7月にダブリン大学のマリガン氏(Dr. William Mulligan)をお呼びして開かれた、慶應義塾大学の国際政治ゼミ合同の研究会に参加しました。
また、12月にはUniversity College of LondonのMarie Lall先生をお招きして、2回にわたってインドの内政・外政についてご解説頂きました。
2. ENJOYING
田所ゼミにはいくつかの主要な行事があります。
①春合宿
入ゼミしたばかりのゼミ生同士の親睦を深めるために1泊2日で
合宿を行います。2019年は千葉県茂原市にて行いました。
なおここで田所ゼミ必修科目「テニス」の洗礼があります(笑)
②ソフトボール大会
本ゼミは慶應義塾大学政治学科ゼミナール委員会に参加しており、政ゼミ委員会が主催するソフトボール大会にも毎年参加しています。今年度は天候に恵まれず開催されませんでしたが、年によっては政治学科ベスト4に入ることもあります。
③夏合宿
2018年の夏合宿は茨城県つくば市で実施され、4年生が出題した対独融和外交(アピーズメント)に関する課題を3チームに分かれて取り組みました。ミュンヘン会談に臨んだイギリスの首相がチェンバレンではなくチャーチルだったらどうなっていたか、またその後の展望は…?などなど"if"の世界に、皆頭に大汗をかきました💦
勉強もする一方で筑波山神社にお参りしたり、夜は飲み会で懇談したりと有意義な時間を過ごしました。
例年テニスが必修で、今年度もやりました🎾MVPには14期の内村君が選ばれ、田所先生のサイン入りテニスボールが送られました笑笑
④三田祭
前年度に続き、本年度もブースを出展しました!!
普段の授業で取り扱っているエコノミストの記事紹介と、夏合宿で取り組んだ反実仮想を展示しました。
多くの方にご来場いただき、本当にありがとうございました<(_ _)>
⑤卒業論文発表会・OBOG会
年に一度の田所ゼミ関係者が一堂に会す機会です。卒業後に各方面で活躍される卒業生の方々と会う良い機会となるでしょう。なお例年、卒業論文発表と兼ねています。
3. Our Policy
本ゼミの学びの特徴はゼミ生の自主性が高いことにあります。
サブゼミ(※ゼミの準備として行われるもの)や三田祭論文をやるのもゼミ生の自由で、それに対して先生からの強制は全くありません。しかし、これまでのゼミにおいては、サブゼミは本ゼミの準備の場として、三田祭論文は自分の興味のあるテーマについて掘り下げる機会として活用されています。
また人数が10名程度とやや小規模なところも特徴でしょう。しかし小規模だからこそ、ゼミ生の仲もよく、和気あいあいとしています。
先生は留学に対して寛容的ですし、今年度も三名が海外留学しています。
そんな田所ゼミに興味や関心があれば是非、お待ちしています。
<秋学期>
・第二次世界大戦の推移と戦後構想
・冷戦の開始
・日本の降伏
・冷戦下のアメリカの対外政策
・民族独立運動
・キューバ危機
・日米安保体制の成立と展開
・米中接近
・国際連合
・冷戦の終わり
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